妊孕性温存相談窓口のご利用方法
奈良県立医科大学附属病院に設置されている妊孕性温存療法委員会が運営している、妊孕性温存相談窓口はがんおよび非がん疾患(以下、がん等)の患者さんが妊孕性の情報を知りたいと希望された場合や妊孕性温存の議論が必要と思われる患者が認められた場合に、ご利用いただけます。
がん等の診療に従事者の医療者は、患者の病状、治療方法、患者背景の情報を下記の「奈良県妊孕性温存相談フォーム」に入力していただき相談していただけます。産婦人科妊孕性温存部門とも情報シェアさせていただきます(図1)。
可能な限りエビデンスをお示ししながらがん等の診療従事者などの医療者に主にメールで下記のような内容をご連絡いたします(図2)。
● 妊孕性温存が必要ない場合
⇒ その根拠等を連絡いたします。
● 妊孕性温存の適応がある場合
⇒ その根拠と妊孕性温存実施施設を紹介いたします。
● 妊孕性温存の方法が複雑、患者さんが直接情報を欲しているなど患者さんに直接情報を提供したほうがよい場合
⇒ 奈良県立医科大学妊孕性温存部門などの受診を紹介させていただきます。
患者さんへは、がん等診療従事者より結果をお知らせいただきますようお願いいたします。
奈良県立医科大学附属病院 産婦人科の妊孕性温存部門を受診された場合は、患者さんに状態を説明するとともに相談結果を報告し、必要に応じ妊孕性温存療法施行機関を紹介させていただきます(図3)。
※学外から受診される場合は、セカンドオピニオンとして自費診療になります
※お急ぎの場合は、まずはお電話ください